杜仲葉茶は食品(飲料)ですので特にお飲みになるタイミングや分量は決めてはおられませんが、お茶代わりにお飲みになるのでしたら、食前・食中・食後のいづれの間でもお飲みいただいて問題ないと思います。 「我が家の食事中は日本茶(緑茶)に決めています」とか「夏はやはり麦茶で」とか、皆さんいろいろお好みがありますので、一度「杜仲葉茶」の味をお試し頂いて、よければお食事とともにお召し上がり下さい。 また効能を期待されるのであれば、一日の摂取量が多ければ多いほどよいと思われます。 濃い目(1.5リットルの水に対しティーパック2つ)に炊き出したもの朝・昼・晩に分けて、だいたい1日に1リットルぐらいを目安にお飲み頂くのがよいでしょう。
無添加・無農薬で副作用などの心配はなく、またカフェインは一切入っておりませんので、就寝前に飲まれても問題ありません。/p>
杜仲の茶葉は天然物ですので、採取した時期やその時の気候などの環境によって茶葉のできかたや有効成分の含有量は変わってきます。 また焙煎加工しますので火を使っている時間・倍煎時の気温や湿度なども味に大きく関わってきます。 弊社の杜仲葉は日本国内の肥沃な大地に、葉の採取だけを目的とし栽培されている杜仲の葉だけを使っています。 杜仲の枝木は冬になる前にすべて切り取られ、翌年の春には新芽が出てきて、夏ごろ最盛期を迎えます。 その太陽の光をたくさん浴び大きくなった杜仲の葉はその年毎に収穫されます。 ですから栽培条件はほぼ毎年同じですので、葉のでき方や有効成分にそれほど大きな違いはないと思われます。 では焙煎はと申しますと、杜仲葉の生産に関しては草分け的な熟練した経験者が小さな釜で丁寧に焙煎し、出来上がった原料の味を必ずチェックしておりますし、また製品出荷前にロットごとの味を当社の基準に合わせて炊き出して、味のばらつきがないかどうかをチェックしております。 さてご質問の内容についてですが、杜仲葉は炊き出すときの茶葉の分量・炊き出す時間・またお使いなられる水の質によって変わってきます。 炊き出す茶葉の量・時間とも同じならば、水質が大きくかかわっていると思われます。 当社でもいろいろと試してみましたが、日本の水がそうであるように軟水系のものと相性がよさそうです。 また同じ水道水でも水源やお使いになられている浄水器などによっても変わってきます。 最近の水道水は消毒などに使用してる薬剤のせいか炊き出すと薬品臭いときもありますよ。 どの種類のお茶もそうですが、味と水との関係は非常に重要なので、できれば市販されているミネラルウォーターなどをお使いになられることをお奨めします。
同じ条件で栽培されているのであれば、そんなに品質に違いが出てくることはないと思われます。 杜仲はもともと中国大陸の中西南部に野生していたものであり、中国ではその樹皮を採取することが、一番の目的でした。 杜仲は群生しているというよりは、森の中にぽつりぽつりと生えているような感じで杜仲より背の高い木によって日光はさえぎられ、葉を採取してお茶にというにはあまりいい環境とは思えません。 また樹皮を一度採取したものはその再生に力を入れますので、葉にまで十分な栄養がいきわたっているとはちょっと考えにくいですよね。 そして杜仲は落葉樹ですから最後は落ち葉となってしまうのです。 以前、杜仲茶がブームになったとき、こうした落ち葉をかき集めてきて杜仲茶として売っていたものや、ほかの植物の葉と混ざっているものを売っていたものがあり、それらの製品は杜仲茶本来の味とは程遠いものでした。 当社にもいろいろな輸入業者から中国製の杜仲茶葉原料の売込みがあり、試しに買ったことがありましたが、その原料にはタバコの吸殻や動物の体毛、石やゴミといった異物がたくさん入っており、これは製品にはできないと思いすべて廃棄したという苦い思い出があります。
中国での栽培されているものは葉を採取するというよりも樹皮を採取するものが多く、またそれらの木の葉を茶葉として採取しています。 樹皮を採取するには巨木になるまで育てていかなければならないので、どうしても葉よりも樹皮のほうが優先されてしまうようです。 もちろん、葉を採取する目的で栽培されているものもありますが、収穫後十分に乾燥させ、含水率を12%以下に保たないと、いくら虫がつきにくい杜仲であっても、虫が繁殖したり、カビなどがついたりします。 杜仲は虫がつきにくい樹木ですので、おそらく中国で栽培されているものも農薬は使用されていないと思いますが、日本に輸出される前に燻蒸処理(薬品をふくんだガスで害虫・病原菌を殺すこと)されている可能性もあります。 販売業者が農薬試験などして証明しているものであれば安心ですが、化粧箱には表記されておらず、やはり不安が残ります。 弊社は製品になったもの、つまり皆さんのお口に入る直前の状態のものを日本分析センターに送り、定期的に残留農薬試験を行っております。 試験結果については杜仲葉茶の成分のページをご参考下さい。
現地での栽培状況や採取したものの保管状態や流通経路などがよくわからないものについては、当社としては扱うわけにはいきません。 品質や安全を第一に考えるとすべてがはっきりしている国産のもの、特に当工場のある長野県のものを扱うことがよいと考え、日本国産にこだわり続けております。
もともと日立造船さんは弊社の代理店をして頂いておりました。 杜仲葉茶を販売し始めた昭和60年前後の造船業界は不況のさなかにあり、日立造船さんはさまざまな分野への進出を図っていました。その当時はまだ日立造船バイオ株式会社ではなく、日立造船株式会社バイオ事業部というひとつの部署でした。 弊社の前社長は過去、造船業界に身を置いていた関係上、他の造船業界の方々と面識があり、新規商材を探されていた日立さんに杜仲葉茶を紹介することになり、苗木を2万本販売することになりました。 その苗木が成木するまで弊社より商品を提供し、一緒になって杜仲葉茶の拡販に東奔西走しておりました。 弊社はさまざまな業界(旅客、繊維、運輸、金属機械、ガス、金融系列商事会社)の大手どころに杜仲葉茶を卸売りし、日立さんは大手という看板とチャンネルを駆使し、小売を中心とした販売を展開、またマスメディアなどを利用し杜仲葉茶の宣伝をしていた為、皆さんの耳や目に入りやすかったのでしょう。 その後、杜仲葉製造販売の実施権を与えるに伴い販売代理店契約を円満に解消したのです。
そーですね。お店に行かれた時にいろいろあって迷いますね。今お店で売られているもののほとんどが、原料を中国から輸入しています。杜仲茶が1時期ブームになった後、中国でも杜仲を栽培し、日本向けに輸出するようになりました。 それまでは杜仲は自生している木の樹皮を医薬品目的に採取するだけでした。ブームのときは中国から輸入されてきたものの中に杜仲の落ち葉を茶葉と使用したり、ごみなどが混ざっているものをそのままティーパックしたものが出回り、もちろんそういったものは味が良くなくブームの終焉を速めてしまった原因の一つになっています。今はどこの業者さんも品質管理をしっかりされているとは思いますが、ちょっと怪しげなものも店頭で見かけることもありますね。
まず箱が古そうなものは、在庫品であった可能性が高く、また賞味期限などもしっかり表記されていないものは避けたほうが無難でしょう。また法律の改正により箱に表記する内容をしっかり書いて消費者の皆さんに内容をわかりやすくしなければならなくなりました。よって原産国等の表記が無いものは避け、製品不良が起こったときの連絡先をしっかり書いてある販売者のものを選ばれるほうが良いでしょう。中国産はお値段的には手ごろですが、味にこだわったものを選ばれるのであれば、日本産の茶葉を使用していることろのものに美味しいものが多いと思われます。杜仲茶はノンカフェインですので、おそらく胃腸にあまり負担はかけないと思われますが、念の為少量分を炊き出したものからお飲みになられるほうが良い思います。