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杜仲は、古来、中国にて珍重されてきましたが、これは中国大陸の中西南部(四川、陝西、湖北、河南、貴州、雲南省)からベトナムにかけて育つ杜仲の木(学名・Eucommia
ulmoides)の皮を乾燥させたものです。 なにしろ木が枯れない程度に樹皮をむくので、1本の木からあまり多くとれず、杜仲を煎じて飲める人は貴人に限られており、当時は一般の庶民には手の届かないものとして珍重されていたのです。
中国では古くから、病気になってから治す医者は「疾医」といって二流の医者であり、病気になる前に食物で予防する医者を「食医」と呼び、名医の賞賛が与えられていました。 また「医食(薬食)同源」も考え方は同じで「命は食にあり」として、口から入れる食物による身体づくりを根本に置いていたのです。 杜仲はそういった点で非常に高い評価を受け、古代中国人が健康維持に欠かせないものとして尊重してきたことがうかがえます。 |